お子様を健康のために予防接種を受けましょう。
予防接種は、病気にかかる前に受けてください。
生まれた日から数えて、時期が来たら、なるべく早く受けましょう。
お子様のお誕生日に合わせてあらかじめきちんと予防接種スケジュールを立てることが大切です。
また、お子様の体調に左右されますので、早め早めの接種をおすすめします。
接種のポイント
POINT 1
「時期が来たらすぐ受ける」早め、早めにすませましょう!
予防接種は、「予防」のために受けるものです。 ロタウイルス、肺炎球菌、B型肝炎、5種混合のワクチンは生後2か月になったら受けはじめ、MR、水痘、おたふくワクチンは1歳のお誕生日がきたら、すぐに受けましょう!
POINT 2
「効率的・効果的な受け方」を考えてスケジュールを立てましょう!
ひとつの予防接種を受けると、次の接種を受けるまで、一定の間隔をあけることになっています。接種間隔や回数を考えて、効率的・効果的に受けられるように、しっかりとしたスケジュールを立てましょう。
POINT 3
「わからないことは早めに相談」しましょう!
「かぜをひいたけどいつから受けられる?」「最近まで病気をしていた・・・入院していた・・・」「どんな副反応がある?」「アレルギーがあるけど大丈夫?」「予防接種の種類によって接種できる年齢や接種間隔は?」お母さんだけで悩まず、早めに小児科医にご相談ください。
- 37.5度以上の発熱をともなう感染症 → 症状改善、解熱後1~2週間あける
- コロナ → 症状消失後2~4週間程度(無症候性では診断後2週間程度)あける
- 溶連菌感染・手足口病・ヘルパンギーナ・突発性発疹・リンゴ症・アデノウイルス・RSウイルス・インフルエンザなど → 治癒後1~2週間あける
- 風疹・水痘(水ぼうそう)・おたふく → 治癒後2~4週間程度あける
- 麻疹(はしか) → 治癒後4週間程度あける
- 熱性けいれん → けいれん後の観察期間は長くて2~3か月 ※医師と要相談
足立病院で受けられる予防接種の種類
予防接種には(無料または一部公費負担あり)と任意接種(全額自費または一部公費負担あり)があります。
※2024年4月1日現在
定期接種
名称 | 接種対象時期 |
---|---|
ロタウイルスワクチン | 生後6週から生後24週以内 |
肺炎球菌ワクチン | 生後2か月から生後60か月に至るまで |
インフルエンザ菌B型(Hib)ワクチン | 生後2か月から生後60か月に至るまで |
B型肝炎ワクチン | 生後2か月から1歳に至るまで |
五種混合ワクチン | 生後2か月から生後90か月に至るまで |
四種混合(DPT+IPV)ワクチン | 生後2か月から生後90か月に至るまで |
二種混合(DT)ワクチン | 11歳以上13歳未満 |
麻疹・風疹(MR)ワクチン | Ⅰ期:生後12か月から生後24か月に至るまで Ⅱ期:年長にあたる年 |
日本脳炎 | Ⅰ期:生後6か月から生後90か月に至るまで Ⅱ期:9歳以上13歳未満 |
水痘ワクチン(水ぼうそう) | 生後12か月から生後36か月に至るまで |
子宮頸がんワクチン | 小学6年から高校1年相当の女子 |
BCG ワクチン | 1歳に至るまで |
任意接種
名称 | 接種対象時期 |
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おたふくかぜワクチン | 1歳以上 |
インフルエンザワクチン(10月中旬~) | 生後6か月から |
※定期接種の公費負担があるものは、お住まいの行政区内での接種が基本です。お住まい以外の自治体地域で接種するには、一定の手続きが必要になりますのでご注意ください。
※お子様の接種スケジュール、自己負担費用、ご家族の接種などについてはお気軽にお問い合わせください。
※予診表をお持ちの方はあらかじめ記載してご来院ください。
※妊婦様のインフルエンザ接種は、担当医とご相談のうえご予約ください。
お持ちいただくもの
- 母子手帳
- 予診票
- 診察券
- 予防接種に関する接種券など
接種当日のご注意事項
- 接種当日お子様の体調をチェックしてください。体温が37.5℃以上の場合には、接種することができません。
- 服装は前開きか上下の分かれているもので、腕が出しやすい袖口のものを選んでください。
- 食事は接種の1時間前にはすませ、直前の飲食は避けてください。
- 大人の方も当日の体調には十分ご注意のうえで来院してください。
ご予約方法について
診察券をお持ちの方はWeb予約サービスからご予約いただけます。診察券をお持ちでない場合は、 075-211-9000 までお電話ください。