足立病院生殖医療センター
について
足立病院生殖医療センターでは、高性能の治療機器と専門チームによる生殖補助医療(ART治療)を行っています。
患者様の身体的・精神的ご負担、また経済的・時間的なご負担をできる限り軽減しながら、お一人おひとりに合ったオーダーメイド医療を提供し、早期の妊娠を目指します。
当院の不妊検査の特徴
豊富な検査から最適な
メニューをご提案
ホルモン検査、超音波検査、卵管造影検査、精液検査など、不妊である原因を調べるための検査から、患者様の状態に応じた最適な検査をご提案いたします。
適切な妊活・不妊治療を行うためには、まずは原因を知ることが大切です。
速やかな対応・結果報告
検査結果はできる限り速やかに患者様にご報告し、次のステップへとスムーズに進みます。早期に結果を知ること、道筋が示されることで、患者様にもご安心いただけます。
心身に寄り添うあたたかみのある診療
患者様の声に耳を傾け、心身に寄り添いながら診療を行います。リラックスした心と身体で、妊活・不妊治療に臨んでいただきます。
先端医療技術・機器を導入
お一人おひとりに最適な生殖補助医療(ART治療)を実現するため、先端医療技術・機器を導入しています。正確な診断と適切な治療により、妊娠の成功率を少しでも高められるよう努めています。
経験豊富な
プロフェッショナル集団が
チーム医療を提供
不妊治療に特化した経験豊富な医師・エンブリオロジスト(胚培養士)が専門チームを組み、治療にあたります。豊富な経験と高度な技術を駆使し、お一人おひとりに合った最適な治療を提案します。
お一人おひとりに合った
オーダーメイド治療の提供
さまざまな選択肢の中から、患者様お一人おひとりに合った検査・治療を提供することで、本来備わっている「妊娠する力」を引き出します。
不妊治療をご検討している方、試してみたけれどうまくいかなかった、将来的な妊娠を希望している方は、お気軽にご相談ください。
女性の検査
不妊の原因を知るための検査には、以下のようなものがあります。
排卵が正常であるか、卵管が通っているか、精子に異常がないかといったことを診断し、お一人おひとりに合った適切な治療計画を立てます。
ホルモン検査(血液検査)
ホルモンバランスを調べ、排卵・月経周期に関連する異常の有無を確認します。
超音波検査
卵巣や子宮の状態を調べ、排卵の有無・子宮内膜の厚さなどを確認します。
卵管造影検査または
通水検査
卵管の詰まりの有無を調べ、卵子がスムーズに移動できるかどうかを確認します。
ヒューナー検査
排卵期の頚管粘液中において、精子が正常に活動しているかどうかを確認します。
男性の検査
精液検査
精子の数・運動能力・形態を調べ、精子の健康状態を評価します。
精液の採取前、2~5日間の禁欲期間をとることが推奨されます。また検査前の飲酒、ストレスはできるだけ避けてください。
その他の基本検査
AMH(抗ミュラー管
ホルモン)検査
卵巣の予備能(卵子の数)を調べます。将来的な妊娠の可能性を予測することのできる検査です。
月経周期に関係なく検査を実施できます。
甲状腺機能検査
甲状腺ホルモン(TSH、T3、T4など)のバランスを調べ、甲状腺機能の異常の有無を判定します。
PRL(プロラクチン)検査
血液中のプロラクチン値を測定し、プロラクチンの異常の有無を調べます。高プロラクチン血症は、排卵障害の原因の1つとなります。
クラミジア感染症検査
子宮頸部からの採取物でクラミジアの感染の有無を確認します。また必要に応じて治療を行います。クラミジア感染症は、不妊の原因の1つになります。
子宮頸がん検査
子宮頸部から採取した細胞を顕微鏡で観察し、子宮頸がんの有無を調べる検査です。治療が必要な場合、早期に対応いたします。
風疹抗体価検査
(必要に応じて
ワクチン接種)
血液検査にて、風疹に対する免疫の有無を調べる検査です。抗体がない場合、ワクチン接種を行います。風疹感染は、妊娠中に重大なリスクを引き起こすことがあります。
妊娠中には風疹ワクチンを接種できません。妊娠を考えている方は、事前に検査を受けることが大切です。